鬱ってステキです。

鬱病で入院したときに書き始めた日記です。鬱ってステキだと思える日記になればなぁと思ってます。

健康診断

会社の健康診断に行ってきました。

すでに健康ではないんですけど・・・と思いながら受診しました(笑)

検尿、レントゲン、聴覚視覚検査、身長体重測定、腹部のサイズを計測して終了。年齢が40歳以上は血液検査をしますが私は対象外です。毎年のことですが、健康診断って、こんなものなのでしょうか?

有料オプション胃カメラや心臓エコー検査などもできるのですが、あれもこれもと選択すると、数万円になってしまいます。有料オプションは自費なので悩むところです。

 

他の企業の従業員の方々もいらっしゃるのですが、明らかに検査項目が多いのが分かります。まず、病院が用意する服に着替えていますが、私たちは用意されていません。その時点で「あれ?」と思います。

その後、他の企業の従業員さんたちが胃カメラ室やエコー室などに呼ばれて入っていく姿を見て、なんとなく「あれ?私たちと違いすぎる。もしかして会社から大切に思われていない?」という感情になってしまいます。もっと検査して欲しいなあと思いますが、会社としては「これだけしてやってるんだ」という考えなのかもしれません。

不平不満が出てきますが、一先ず、健康診断は終了。

 

今年から腹部のサイズも検査項目に入ったのかな?と思っていたら、看護師さんから、「ごめんなさいね。検査項目には無かったけど、つい腹部を計っちゃいました!」って言われました。お互いに笑いながら、「ちなみに84㎝は標準ですか?」と質問すると、「85㎝が基準値なので、越えるとメタボになるのでギリギリです」と言われ、お互いに笑いました。

 

鬱病で入院して体重が10キロ増加したので減らさないと。お坊さんは正座をするので、体重増加は足がしびれてしまい、立てなくなってしまいます。「え?お坊さんなのに、しびれるんですか?」って失笑されないように気をつけます・・・。

 

少しでも不安が小さくなりますように。

定期診察

本日、定期診察に行ってきました。

 

主治医から仕事の状況を聞かれ、異動した部署の雰囲気や、業務内容、以前の業務とは全く違うこと、給料の減給も無いことなどを話しました。

主治医の印象では、「自殺を考えていた当初の状況から考えると、一件落着したように思われるので良かった」と言われました。

「でも、今後、問題が全く起こらないというわけではないので、耐えないといけないことも出てくるだろう」ということでした。

落ち着いた状況もあるので、薬を減らすことになりました。

今日から下記の薬を2週間分、処方して様子を見ることになりました。処方のテーマは「シンプル」とのこと。

 

トレドミン錠25mg

効能:抑うつ気分を改善

副作用:生理不順、食欲増加、口渇、便秘

 

②ルネスタ錠1mg

効能:不安や緊張を和らげ入眠を促し、よく眠れるようにする

副作用:床時にふらつく。起きるときはゆっくり起き上がるように注意。

 

初めて服用するルネスタ錠が心配です。ふらつきに注意って怖いんですけど(ToT)

 

少しでも不安が小さくなりますように。

アクセス数2,000回!

ブログを書き始めて約7ヵ月が経過しました。

鬱病で入院中に書き始め、主治医やカウンセラーのご指示を忘れないようにと思って日記のような気持ちで書いていました。

久しぶりに初めから読み返してみると、お寺に対して怨みや怒り、薬の調整で苦しんでいたり、患者さんとの出来事が書いていたりしています。苦しみに耐えながら、生きることの大切さを取り戻すことができたと思います。

ブログは、自分の気持ちを素直に吐き出せるし、また心の整理も出来るようになったので、ブログを始めて良かったなと思っています。

入院する前は、鬱病のことをネットで調べまくって、たくさんの方のブログを読ませていただき、少し安心した気持ちになりました。

初めは自分のための日記でしたが、もしかしたら同じ鬱病で悩んでいる人に読んでもらえたら、その人の不安が小さくなるかも!と思って、鬱病のグループに加入させていただきました。

加入するまではアクセスするのは妻だけでした。妻にとっては、夫の心の状態や入院中のことが分かるので安心するものになっていたようです。

そんな私のブログが、気づけば昨日でアクセス数が2,000件に達していました。半分以上は妻ですが(笑)

アクセスされた方の不安が少しでも小さくなっていることを願っています。

 

この場を借りて、いつもブログを読ませていただいていることに御礼を申し上げます<(_ _)>

 

少しでも不安が小さくなりますように。

生活発表会

先日、幼稚園児の娘の生活発表会に行ってきました。

娘のクラスは、ニワトリのダンスで、曲に合わせて踊る姿がとてもかわいく、うれしい気持ちにさせてくれました。「自殺しなくて良かった」、そう思った瞬間でした。

 

会場で解散のため、控室まで娘を迎えに行くと、楽しそうに、ニコニコと笑顔で待っていてくれました。その笑顔を見て、「生きることの喜び」を感じました。

 

お昼前に終了したので、昼食は奮発してスシローへ(笑)。最近は、よく食べるようになったので、会計の金額が高くなっています。お金が・・・と焦りますが、見方を変えて、これもすくすく育つ子どもの成長だと思うと、またうれしくなりました。生きているからこそ味わえる喜びです。

 

考え方を変えることは簡単なようで難しいですが、もっと前向きな、ポジティブな考え方をしていくことが私には大切なことかなと思います。

 

薬の副作用で眠気があるのも、薬が効いてる証拠であると良い方に考えたり、お坊さんの業務で緊張して動悸が速くなり手が震えてきても、「ダメだ、しっかりしろと責めない」で、「十分がんばっている、偉いね」と自分を褒めていきたいと思います。

 

なので、応援してください<(_ _)>

 

少しでも不安が小さくなりますように。

陶芸作品の完成!

先日、陶芸教室に行ってきました。

ついに、完成しました!

「焼き上がってますよ~」ということで、早速、他の生徒さんと一緒に作品を取りに行くと、「おお!」と感激してしまいました。

コーヒーカップ、飯茶碗、小皿2個(1個はヒビが入ってしまいました)の4個です。

手に取って眺めていると、「ここはもっとこうした方が良いな」という思いがたくさん出てきます。

自宅に持ち帰り、早速、コーヒーを入れると、「重い」「飲み口が分厚い」と、また修正点に気づきます。

それもまた楽しみの1つです。

今度は、子ども達のコップや飯茶碗を作ろうかな。

陶芸を通して、人生を楽しむということを教えてもらったように思います。

復職してもうすぐ1ヵ月。陶芸のように、1つ1つの作業工程があるように、少しずつ進んでいくことが私の精一杯なんだろうなと思います。無理をしない、がんばりすぎない、焦らない。そんな気持ちで鬱病と一緒に歩んでいきます。

 

少しでも不安が小さくなりますように。

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病院に行ってきました。

復職に気を取られて、薬の残りが3日分になってしまったので、昨日、慌てて病院へ行きました。主治医の定期診察日ではなかったのですが、電話してみると出勤されているとのことでしたので、早速、受診してきました。

「最近はどうですか?」と質問され、下記を答えました。

 

①10月16日から通常通りに出勤している。8時~17時迄の勤務で、週5日出勤で週休2日。

②まだ完全復職ではないが、以前の業務からは全て外れた。今後、少しずつ出張や担当する係などが増えてくると思うが、部署が異動したので、以前のように忙しくなることはない。

③入院前に持たされていた社内用のPHSが無くなり、また個人の携帯電話を使用することもなくなった。

④異動した部署は同じ敷地内にあるが、別の建物のため、以前の上司とはほとんど会わない。

⑤新しい部署がある建物は人員が少なく、静かで、自分のペースで出来ている。

⑥新しい部署には私を含めて2人なので、人と会ったり、話すことがない日もある。

⑦1人でいることに苦痛は感じていない。ゆったり出来ている。

 

以上を答えると、主治医からは「よかったね。焦らず、ゆっくりと、ぼちぼちでいいんじゃないか」ということでした。

復職して、主治医の診察日に合わせることが難しくなったので、今回から薬を1ヵ月分で処方してもらうことになりました。

 

薬の効果で、起床しても眠気が残っていることがあります。早く薬を止めたいなあと思いますが、服用しているからこそ、自分は病人なんだと思うことで、ブレーキをかけるように自制できているのだろうと思います。やっぱり、簡単には変われないのが人間です。少しずつ変わっていくためにも、薬を服用し続けることが、今の私には大切なことなんだと思いました。でも、眠気を耐えるのはきついですね(T_T)

 

仕事場がお寺なので山の中にあります。今の時期はもみじの紅葉がキレイだなあと眺めています。こんなに時間のゆとりを感じることがなかったなあと振り返り、とてもゆったり過ごせることに、ありがたいなあという気持ちになります。

 

少しでも不安が小さくなりますように。

手が震える

お寺の行事では、読経といってお経を声に出して読み上げることの他に、鳴り物といって木魚(もくぎょ)というポクポクと叩く物や鉦吾(しょうご)という金属製でカンカンと叩く物があります。

それらの鳴り物は読経に合わせてリズミカルに叩く必要があるので、緊張します。

今朝のお参りで、鉦吾を叩いていると手が震えてきました。「どうした?」と思いましたが手の震えがおさまりません。日々、緊張にさらされるお坊さん業務です。おそらく、緊張状態になると、それが耐えられずに苦痛に感じているんだと思います。鬱病の後遺症なのか、トラウマになってしまったのか分かりません。

「苦しんでたんだな。ごめんね」と自分に謝りながら終えました。

復職が順調に進み、無事にいつも通りに起床できるようになって、業務にも慣れてきました。回復を感じていますが、回復に時間がかかる、もしくは回復しないものがあるかもしれません。

以前のようには戻れないのかもな、そう思うと悲しくなりました。

でも、これはできるが、これはできない、と自分自身を見つめ直す良い機会かもしれません。できないものが分かれば無理をしないように気をつけることができます。

自分を大切にする良い機会だと思って、鬱病と一緒に歩いて行けたらいいなと思っています。

 

少しでも不安が小さくなりますように。