鬱ってステキです。

鬱病で入院したときに書き始めた日記です。鬱ってステキだと思える日記になればなぁと思ってます。

レッテルを貼られる

仲の良い年上の男性患者さんから言われた一言が心にグサッと刺さりました。

「こういう鬱病になった人は、普通の会社では出世コースから外れるんですよ。あの人は以前、鬱病で休業してた。またうつ病になるから任せられない。こんな感じでレッテルを貼られるんですよ。私は、それを覚悟で復職するんです。降格もありえますからね」

現実を叩きつけられたような気持ちになりました。そうかぁ。私もレッテルを貼られるのかぁ。悲しい、寂しい気持ちになりました。

 

復職しても転職してもではなく、既にレッテルを貼られているんだと思いました。私も、この人も、あの人も。

犯罪者のように刑務所に入れられてる気分だと言っていたおじさんがいました。今になって、その気持ちが分かりました。

 

レッテルを貼られてもいいかと思います。それで自分の命と家族を守れるなら、それもいいです。

逆にレッテルを貼り付けたやつに、この苦しみは分からないと思います。貼るより貼られる方が良いのかなと思います。

私の信仰の教えでは、「人をののしるより、ののしられる方がいい。いつかは仏様にすがる日が必ず来る」というものがあります。信仰の道を一生懸命に歩くがゆえに、周りからバカにされた子供に諭した時のお言葉です。

 

この教えを信じて、私も進んでいきたいと思います。

 

 

少しでも不安が小さくなりますように。