主治医面接の待機の出来事
主治医との面接のため順番を待っていた時、私の前の順番の女性と話をしていました。
緊張して、涙を浮かべていたところに、看護師さんが来られ、ティッシュペーパーを何枚か渡していました。
それを見ていた私は声をかけました。
「緊張して、言いたいことがちゃんと言えるのか不安で」
ということで、メモ紙を握りしめていました。
「大丈夫。素直に言ったらいいよ。私も言ってるよ」
と話しました。
私も面接が終わり、遅めの昼食を取り、部屋へ戻る途中で先程の女性から声をかけられました。
「言いたいこと全部言えました。面接前に行ってもらった言葉でリラックスして、楽しい気持ちになれました。ありがとうございました」
なんか嬉しくなりました。役に立てたんだなぁと、素直に嬉しいです。
言霊という言葉があるように、言葉には人を元気にさせたり、楽しくさせたり、また逆に苦しめたりもします。
たった一言で、その人の気持ちを楽にさせてあげられることは簡単ではありませんが、一人でも多くの人が、そんな気持ちを持った人間になってほしいです。
少しでも不安が小さくなりますように。