最後の定期カウンセリング
最後に失敗してしまいました。ラウンジで映画を見ていたらカウセリングの先生が来られました。珍しいなぁと思った瞬間に思い出しました。カウセリングの時間を忘れていました。慌てて先生と一緒に個室へ向かいました。お詫びしながら歩いていると、先生が苦笑しながら「それぐらいの気持ちがあったほうが、ちょうどいいんじゃないでしょうか」と言われました。
最後に先生からは、今後の予定と壁にぶち当たったときの対処について質問されました。予定については、下記の通りに答えました。
「8月末までは完全自宅療養で9月に入ってから試験的に出勤したいが、流動的で早まるかもしれないし延長するかもしれない」
先生からは「計画が変更することを恐れないで欲しい。流動的であってもいいんだという気持ちを持つことも大切」と言われました。その言葉に、自分のクセを思い出しました。「こうあるべき」という極端な考え方をしてしまうことです。先生に改めて振り返らせてもらったように思います。なかなか人は簡単には変われないものですね。
2つ目の壁にぶち当たったときの対処法については下記の通りに答えました。
「素直に受け止めることや断るところは断るようにしたい。断り方も工夫していきたい」
先生からは「難しいことかもしれないですが、うまくやっていけそうに思える」と言われました。なんとなく、私の気持ちの中に「今度は大丈夫だろう」というものがあります。
最後の最後に失敗してしまいましたが、先生は「とても印象深い人になりますよ」と優しく言ってくれました。
鬱病にならないことが一番良いことですが、鬱病を発症しても決して終わりではないです。私は鬱病になって、この病院に入院できたことが一番良かったです。入院を通して総括すれば良かったと思えています。鬱病にならなければ得られなかったことがたくさんあります。だからこそ、鬱病ってステキと思えています。
カウセリングの先生、ありがとうございましたm(_ _)m
少しでも不安が小さくなりますように。