鬱ってステキです。

鬱病で入院したときに書き始めた日記です。鬱ってステキだと思える日記になればなぁと思ってます。

お前もか! 前編

がんばらない、あせらない、イライラしない、振り回されない、そんな気持ちを心がけていますが、ついイライラしてしまうことがあります。

そんなイライラな出来事の1つをブログに書こうと思います。

イライラな出来事、それは「ある退職者の私物の片付け」です。

 

「ある退職者」は数十年もの間、奉職して下さった重鎮です。私の現在の部署の責任者でした。

偉い方なので、個室が与えられていました。その個室には業務に必要な書籍や資料がたくさんありました。でも、業務に関係のない物もありました。例えば、推理小説などの趣味の文庫本が1,000冊以上。その他にも、パンフレットや雑誌、旅行に行った記念写真や記念品、年賀状、電気ポットや湯呑み等々。私物が多すぎです。ここは自宅じゃないんですよ。会社ですよ。

 

その重鎮が退職する際、片付けが間に合わなかったようで、とりあえず、私の部署に運搬したそうです。1,000冊以上の書籍と文庫本の他に、ガラクタ類が詰め込まれた段ボール箱が約50箱もありました。

重鎮は、「片付けに来ますから♪(^o^)」と部下に言っていたそうです。毎月3~4回ぐらい顔を出すそうですが、実際は、コーヒー飲んで、世間話して、「この後、用事があるので、また来ます♪(^o^)」の繰り返しで全く片付けは進まず・・・。そんな調子で1年が経過。

 

そんな状況に私が部署異動してきました。その部署には重鎮の部下が1人います。部屋に入ると、山積みにされた段ボール箱と書籍が大量に置かれています。しかも、私の机の隣にあるんです。大量の埃がエアコンの風で舞い上がっています。鼻はかゆいし、呼吸するのが嫌になります。

 

部下「全然片付けしてくれないので困ってるんですよ!私物なんで持って帰るべきですよね!」

私「困りましたね。大変ですね。リハビリがてら片付けますよ」

部下「まだ他の部屋にもあるんです」

私「え!?まだあるんですか?」

部下「こちらに・・・」

私「・・・・・・。」

部下「あそこの部屋にも・・・」

私「・・・・・・。」

 

とりあえず、部屋に運びました。また増えていく段ボール。埃も追加です。

これで全部かなって思っていると、重鎮の後任である上司がやってきました。

 

上司「実は、私の部屋にもあるんですよ」

私「え!?」

上司「重鎮には部屋から出て行ってもらったんですが、まだ残っている荷物があるんです。どうしましょう?」

私「・・・・・・。とりあえず、一箇所にまとめましょう。私の部屋に運びましょう」

 

さらに増えていく段ボール。山積みしていたら崩れてきたので、床に広げたら更に狭くなった私の部署。上司や重鎮の部下が片付けを手伝ったらいいのになぁ、と思ったのですが、「私物のため、本人確認が必要なので、手を付けられなかった」とのことで、放置するしかなかったそうです。

 

しばらく、ゴミ山と一緒に暮らすことになりました。そんな状況に重鎮が登場。

中編へ続く。