令和3年お久しぶりですm(_ _)m
令和3年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
皆様のブログを拝読して元気をいただいています。
さて、ずいぶんとブログを書いていませんが、なんとかがんばっています。
鬱を発症して緊急入院したのが2018年4月。もうすぐ3年です。
毎月の受診と毎日の服薬が継続しています。
もういいかな、と思うこともあり、回復を実感しています。そんなときに自分のブログを読み返したり、皆様のブログを拝読し、改めて認識して、無理しないことを心がけています。私にとって、とても大切なものです。
今年もお坊さんとして正月業務が落ち着いたので、やっと休日。
最近思うのは、人は目に見えないと忘れていくということです。
退院した当初は、大丈夫か?無理するな!と優しい気遣いがありました。
だんだんと仕事も復活して、通常通りの業務をこなすようになり、私は内心、喜んでいました。一歩ずつ一歩ずつ、無理せずにと思っていても、周りの人たちは慣れてくると、うつ病のことを忘れていきます。
ついには、あれもして!これもして!と業務が増えていきます。
目に見えないからこそ、忘れ去られていくものだなと痛感しています。
だからこそ、自分がしっかりとしなくてはいけないなと思います。しっかりとは、無理せず、断ること、そして鬱アピールです。
私の人生の目標だなと思ってます。
これからも見守っていてくださいm(_ _)m
コロナウイルスの影響による、あるお父さんの奮闘記~後編~
前編、中編をお読みいただければ幸いです。
数日後。またもや上司が、私が印刷したスケジュール表を持って部屋に入ってきました。
※私の心の声(またか。今度は何?)
上司:「あのー。経営者から指摘があって、この部分は対象外なんで在宅にしてはいけないって言われたんですけど」
私 :「はあ?!。あの、その部分の在宅は延長された場合のものなので、仮です。今のところは延長の通知は来てませんから出勤しますけど。延長された場合のことですよ」
上司:「でも、経営者が指摘してるんで、休む場合は有給にして下さい」
私 :「はあ」
※私の心の声(こいつ、マジでダメなやつだ。なんで説明しないの?そもそも、そのスケジュール表を経営者に見せたの?見せたならちゃんと説明しろよ!私がズル休みしているって思われてんだよ!こいつマジでバカなの?日本一の大学出身だろ!)
ということで、再度訂正してスケジュール表を印刷して提出して帰宅。妻に報告。
妻:「はあ?」
イライラしますが、子どものことが一番大事。お父さんがんばってるよ!
そして学校再開のお知らせがきました。喜び半分、寂しさ半分の気持ちですが、一緒に過ごせたこと、お寺も休ませてもらったことにうれしく思います。
幼稚園は小学校より2日間延長しての再開となりました。もちろん、4月から全て有給を出しています。
なので、残りの2日間は幼稚園児の子どもと一緒に過ごすことになりました。
二人で遊んでいると、お寺の経営者から電話が来ました。何だろう?と思いながら電話に出ると、
経営者:「なんで休んでるの?小学校は始まってるんじゃないの?」
私 :「幼稚園は○○日迄なので、今日明日は幼稚園の分です」
経営者:「あ!そっか。わかった」
※私の心の声(疑われてんじゃん!上司のクソヤロー!)
というわけでコロナウイルスの影響による、あるお父さんの奮闘記でした<(_ _)>
コロナウイルスの影響による、あるお父さんの奮闘記~中編~
前編をお読みいただくと幸いです<(_ _)>
さて、翌日出勤すると、私が印刷したスケジュール表を持って、上司が部屋に入ってきました。
上司:「スケジュール表、見たんですけど、有給とか余ってないんですかね?」
私 :「(はあ?)余ってますよ」
上司:「そうですか。そしたら有休を使いながら在宅もしていくようにした方が良いんじゃないかと」
私 :「(はあ?)そ、そうなんですか?あ、在宅不可になったんですか?」
上司:「いえ、可能なんですけど、余っているなら、先に有休を使った方が」
私 :「(はあ?)はあ。分かりました」
※私の心の声(こいつ何を言ってんだ???会社の経営者がOK出してるんだよ!)
こんな感じでスケジュールを訂正して、また紙で印刷して提出。結局、在宅は1日のみ。
帰宅し、妻に報告。
妻:「はあ?」
そして、小学校の休校が始まり、子ども達と過ごす日々。
父親と過ごすことは珍しいので、恥ずかしがりながらも一緒に自宅で過ごしました。
そんな日々を過ごす中、学校から休校延長のお知らせが届きました。そのまま春休みに入るということでした。ちょうど妻の雇用期間が終了のため、春休みは一緒に過ごしてくれますので、私は仕事をします。春休みが終われば妻は再雇用されます。
休校延長のため、再度スケジュールを訂正して、印刷して上司に提出。
またもや印刷したスケジュール表を持って部屋に入ってきました。
上司:「延長になりましたね。まだしばらくは続くと思いますけどね」
私 :「そうですね」
上司:「で、スケジュール表を見たんですけど、どんどん在宅にしてもらっていいんですけど。有給もったいないでしょう」
私 :「(はあ?)はあ。え、在宅にして良いんですか?有給を優先して使うということでしたけど」
上司:「ええ。在宅OK出てるんで、もったいないんで在宅にしてもらって良いです」
私 :「(はあ?)そうですか。じゃあ、訂正して出し直しますね」
※私の心の声(ダメだ。いつものリセット病だ。これは繰り返しが始まるな)
リセット病
打ち合わせなどして決めたことや自分が言ったことは、その瞬間でリセットされて無かったことになる。もう一度、話し合う羽目になるが、どんなに決めても、その瞬間でリセットされてまた、やり直しになる。繰り返し病ともいう。
地獄がなぜ苦しいのか。それは同じ苦しみが永遠に繰り返されるからである。
そして、スケジュール表を組み直して再提出。帰宅し妻に報告。
妻:「はあ?」
それでもなんとかスケジュールを組み直し、子どもの監護に支障はなく安心しました。
そして、また休校延長のお知らせ。
また上司に報告し、スケジュールを組み直し、「在宅を入れて作成」し提出。
すると上司が印刷したスケジュール表を持って、部屋に入ってきました。
上司:「まだ有給は余ってるんですかね?」
私 :「(こいつ、またかよ)はい。余ってますよ」
上司:「そうですか。そしたら有給を優先して使いながら、在宅にしてもらえれば」
私 :「(キター!リセット病!さすがだね)分かりました」
今度は全て有給にしてスケジュールを組んでやりました。そして、印刷して提出。
帰宅して妻に報告。
妻:「はあ?」
そして、また休校延長のお知らせが来ました。
再度スケジュールを組み直して印刷して提出。もちろん、全て有給で組んでやりました。
上司:「まだまだ続きそうですね。こんなに有給使って大丈夫ですか?在宅にしてもらって良いんですけど」
私 :「大丈夫です。迷惑はかけませんので。ところで、ご存じだと思いますが、学校再開するようです。万が一、休校が延長された場合は、この日まで休む予定です。再開すれば、出勤に切り替えます」
上司:「そうですか。有給もったいないんで、在宅にしてもらって良いんですけど」
私 :「(はあ?)そうですか。予定ですけど、一応、この日までの部分は在宅で入れておきますね。再開すれば出勤になりますので」
そして印刷してスケジュールを提出。これが私の印象を悪くすることに繋がるとは・・・。
後編へ続きます。
コロナウイルスの影響による、あるお父さんの奮闘記~前編~
私の勤務先であるお寺もコロナウイルスの影響により、行事を全て中止し、職員のみで行事を営んでいます。
正直、行事が中止になって、慌ただしい日々から逃れられ、穏やかな日々を感じたのは私だけではないと思います。
さて、私には小学生低学年と幼稚園児の子どもがいます。コロナウイルスの影響で休校休園になりましたが、一人で過ごすことのできる年齢ではありません。そこで、夫婦で話し合いをしました。
妻は公務員パートのため、休校に伴う在宅や休日などの措置は無いということで、休めば欠勤ということが判明しました。
私のお寺は、初動段階では職員に対する措置は全くありませんでした。まずは行事の中止を決定するなど、外部へ向けた対応が最優先でした。こんなもんです。
そのため妻が休めば収入が減るので、私が有給等を使って乗り越えようということを決めました。
翌日出勤し、有給やリフレッシュ休暇をスケジュールにぶち込んで組み直していると、上司が部屋に入ってきました。
ちょっとした打ち合わせの後、コロナウイルスの話に移り、休校による子どもの対応について聞かれました。
※私の心の声(こいつにしては珍しく気が利くじゃないか!)
そこで、事情を話すと理解を示し、スケジュールを組み直して子どもの監護を優先することになりました。
※私の心の声(こいつにしては珍しく気が利くじゃないか!)2回目
これで生活費に支障なく、子どもの監護もできる。たまにはやるじゃないか上司よ!
その時にはそう思ったのですが、上司の性格を忘れていました。詳しくは過去ブログをお読みいただければ幸いです。
さて、その日、就業時間を過ぎてスケジュールを組み直しました。3月時点では2週間ほどの休校であるとの通知が来ていましたので、業務にも影響なく、有休も残しつつ、監護ができることを喜んでいました。
そして、翌日、朝から上司が部屋に来て、いつものように、同じ話を繰り返します。どうも同じ話を繰り返すクセがあります。あたかも初めてのように、同じ話をします。私は初めて聞いたように「そうですか!段取りしましょうかね」と付き合ってあげています。すると、
上司:「スケジュールはどうですか?いつ休みますか?」
私 :「PCに予定を入れています。業務に支障はないと思います。期間も2週間程なので有給で十分対応できます」
※私の心の声
(そうだった!この上司、PCでスケジュールを把握するのが苦手だった!ほぼ把握できない。印刷でもして紙で渡すかなぁ)
そんな感じでやり取りを終了。
数日後、お寺の経営者から「コロナウイルスの措置として在宅OK」の通達がありました。
へー。遅いけど、考えてくれたんだ。ラッキー。
そう思っていると、上司が部屋に入ってきました。
上司:「先ほど在宅可能という通達がメールできました。有給もったいないので在宅にして下さい」
私 :「そうですか。では在宅に切り替えてスケジュールを変更して、またお知らせしますね」
今度は印刷して上司に提出して帰宅。妻に在宅になったことを伝え、子どもの監護もしっかりとできることに夫婦で喜びました。
~中編へ続きます~
4月8日花祭り
4月8日はお釈迦様のお誕生日!
私の勤めるお寺でもお釈迦様のお誕生日の行事をしています。
「花祭り」でご存じの方も多いと思います。
お釈迦様の仏像に甘茶をかけたり、たくさんの生花で飾り付けをして誕生をお祝いする行事です。
花祭りで検索すると写真がたくさん出てきます。
いつも下記のような質問をされます。
Q:え?そうなの?え?何歳?
私:えーっと約2500歳かな。
Q:えー?それ本当?
私:えーっと、そう伝えられています。
Q:ふーん。なんで甘茶をかけるの?かけていいの?失礼じゃないの?
私:お釈迦様が生まれた時、神様がとてもお喜びになって、甘露の雨を降らせたり、花も空から降らせたりしたんです。
それを再現するってことで、今日はお花をたくさん飾ったり、甘露の露の甘茶をかけるんです。
Q:へー。そうなんだ。じゃーいっぱいかけていいんですね?
私:はい!どうぞ!
ドボドボ・・・・・・。
Q:なんか・・・これでいいの?って感じがするんですけど・・・。
私:あ、ははは。そうですね(苦笑い)
参拝後は、希望される方へ甘茶をお持ち帰りいただけます。
Q:ありがとうございます!なんかうれしいです!このまま飲んで良いのですか?
私:はい!どうぞ!
Q:・・・。まずいんですけど。
私:あ、ははは。お口に合いませんでしたか(苦笑い)好きだって言う方も多いんですよ。
Q:じゃあ、どうもありがとうございました・・・。
私:またどうぞ(苦笑い)
こんな感じの花祭り!
伝統的な儀式ですが、改善しなきゃって思うこの頃です。
誕生日に不味い物を出されたら嫌だし、出すのも嫌だし。
心から喜んで「おめでとう!」「ありがとう!」って思える物にしたい。
みなさん、気軽にお寺さんへ足を運ばれてみてはいかがでしょう!
って言いながら、今年は中止です(笑)
4月は鬱で入院した月です。
最後のブログ更新から数ヶ月も経過。
ブログから離れていっているこの気持ちは何だろう?と考えます。
快復していってるから? 書くことが無くなったから? でもそんな気持ちじゃない気がします。
なんだろう? ボーッとしながら考えてます。
先日の診察日で主治医から褒められました。
なぜ褒められたのか分かりませんでしたが、主治医の説明で納得しました。
主:最近はどう?
私:特に何も。いつもどおりです。
主:それが聞けて良かった。あなたと会って4月で2年でしょ?あのときのことを私は忘れていないよ。「死にます」って言ってたあなたが、「いつもどおりです」って言えるようになったんだから。本当に良かった。
私:・・・(涙)
そんなことを言われて、ブログを読み直しました。まとまりが無く、時系列もまばらで、読みにくくてすみません。でも苦しんでいた感情を思い出しました。
死のうとした私。今は生きようとしている私です。這い上がった、といえるかもしれません。
前を見て、今日まで進んできました。でも死のうと苦しんだ私を忘れて置いていったのかもしれません。
だからブログから離れていったのかなと思います。
「鬱ってステキです」というタイトルは「鬱と一緒に生きていく」そんな気持ちを込めました。
時々でも書いていきます。鬱とは関係ないことも書いていきます。でも、私は鬱です。同じ苦しみを持っている人と一緒に生きていきたいなと思ってます。
つまらないことを書きますが、一緒に歩いて下さい(*^_^*)
やっと休みだぁー!
新年明けましておめでとうございますm(__)m
今年もよろしくお願いしますm(__)m
さて、12月31日~1月5日までの正月業務が終わりました!無事に生きております!
やったー(*´∀`)♪
今年はいつもより多くの方々がご参拝に来られました。
ご祈願の趣も多種多様で、皆さん、色々な思いが込められています。
その思いが成就するように、心を込めて儀式を執り行いました。
緊張感のある厳かな儀式ではありますが、それを勤めるお坊さんである私は、にこやかに、爽やかに、優しさ、安心してもらえるようにと心がけています。
9時から17時まで、30分毎に儀式をします。途切れることはありません。
なので、とてもきついんです(´д`|||)
昼食は食べられたら良い方です。
それぐらい慌ただしいのですが、今回は成長したことが1つあります。
二人一組で儀式を勤めますが、私のような未熟者達は、サブを勤めます。サブとして経験を積みながら、いつの日かメインを勤めるようになります。
しかし、今年はいつメインをすることになりました。
また1つ階段を上った気持ちになって、嬉しさと責任感を感じました。
鬱になっても終わりじゃない。そんなことを感じました。
さて、今年一年も善き年になりますよう、皆様のこと、自分のことをご祈念いたしますm(__)m
よい人生が歩めますように。