鬱ってステキです。

鬱病で入院したときに書き始めた日記です。鬱ってステキだと思える日記になればなぁと思ってます。

初電動ろくろ作品

電動ろくろに挑戦して約半年。

手びねりと電動ろくろでは、基本は一緒なんですが、作り方が異なります。

悪戦苦闘しながら、やっと完成したのが3個。湯呑みを作ったつもりですが、おちょこのような大きさになってしまいました。

電動ろくろの初作品としては立派でしょう!と思ってます(*^_^*)

 

鬱病患者さんには集中するっていうことが回復にとても良いそうです。

入院中に出会った作業療法の中で、一番楽しみだったのが陶芸です。

明日は、親子陶芸教室です。子ども達は楽しみにしているので、私も一緒に楽しんできます!

 

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新しい花

色々と忙しかった今月。子ども達は夏休みに入りましたが、なかなか遊んであげられません。

 

先日、新しく花の苗を買いに行きました。自宅玄関前の花が全滅してしまって。

私の激務による疲労感を吸い取ってくれたのでしょうか。

さて、購入した花は、花こしょう、日々草、名前不明の3種類。

全部で500円ぐらいかな。

帰宅したら癒されます。帰宅したら仕事はしない、仕事のことは考えない、そう思っても性格的になかなか変われません。

なので、花を見て、気持ちの切り替えになったらいいなって思います。気持ちを切り替えて、自宅に入る。そんなんだから、花が全滅したのかもしれません。

数々のお花さん、ありがとう<(_ _)>

 

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良い人生が歩めますように。

一人暴走 後編

翌日、他部署で業務の打ち合わせをして、少し時間が取れそうだったので、部署に戻ることにしました。お坊さんは、業務開始が8時で、事務員さんは9時開始なんです。

昨日の緊急事態の経緯を詳しく聞こうと思って、9時頃に部署長の部屋に行きました。

私「急ぎって言うことでしたが、何があったんですか?」

部署長「いや、まあ。えっと・・・今月の会議までに急がないといけなくなったので。」

私「そうですか。では、今月の会議に当資料を提出するんですね?」

部署長「そうですね・・・。」

心の声(怪しい。こいつ、もしかして・・・。)

私「先日の打ち合わせでは、9月の会議に提出する予定で、このように資料を作成しようと言うことでしたが。急ぎと言うことですので、今からしようと思いますが。」

部署長「いえ。大丈夫です。」

私「急ぎなんですよね。まだ会議まで1週間ありますが。」

部署長「いえ。大丈夫ですよ。こちらでしますから。同僚さんにもお願いしていますから。」

心の声(やっぱり怪しい。)

私「そうですか。分かりました。では、手伝いに戻ります。」

 

結局、なぜ急がなければならなくなったのか、理由は聞き出せません。とりあえず、同僚のいる部屋に行ってみることにしました。

 

私「おはようございます。」

同僚「あっ!昨日はすみません。緊急ってことだったんです。」

私「いえいえ。謝ることはないです。いつでも電話してください。で、なんで急ぎになったか・・・分かりませんよね?」

同僚「すみません。私さんから業務の進捗は聞いていましたが、なんで急ぐことになったのか・・・そんな話だったっけと思ったんですが・・・分かりません。」

私「ですよね。うーん。ちょっと今日から3日間は不在なので、迷惑かけますが、お願いします。」

 

結局、なぜ急がなければならなくなったのか不明なまま、他部署の手伝いに向かいました。

 

なんとか他部署の手伝いを追え、イベントの片付けなどもして、疲労困憊で会議の2日前に部署に戻ってきました。

会議は前回の続きをするので、配布済の資料を使って検討するのです。急ぐ必要なんてないのに。どうするのかなあと思いながら、部署長や同僚が出勤するのを待っていました。

 

同僚「部署長と分担して資料は完成しました。データはこちらに保存しています。」

私「ありがとうございました。えっと、ここですね。これを基にした資料は?」

同僚「え?資料ですか?」

私「そうです。この資料は基礎データになるので、それを基に資料を作成しないといけないんです。」

同僚「・・・。」

私「ま、部署長に聞いてきますので、大丈夫ですよ。」

 

早速、部署長に緊急事態の資料の件を再確認するため、部屋に歩いて行く途中に感じました。

やはり急ぐ必要はなかった。これは部署長のお得意の「暴走」ではないのか。

 

私「資料を確認しました。不在ですみません。」

部署長「大変でしたでしょう。お坊さんの業務は大変ですね。」

私「それで、急ぎの資料ですが、明後日の会議に出されるんですよね?」

部署長「それなんですが、やっぱり無理ですよね。前回の資料の検討も残っていますしね。この前話したように、資料はある程度、こちら(部署長と私)でまとめてから、こういう方向で進めたいと言った方が良いでしょう。まあ、9月ぐらいに出せたらいい良いんじゃないですかね。」

心の声(やっぱりー! 一人暴走きたー!)

私「そうですね。では、明後日の会議には提出しないということで。」

 

心の声

お得意の「一人暴走」きたー。

緊急事態ってなにー?

急ぐ必要って、どこにあったのー。

私がくそ忙しいって分かってて、大変だって分かってて電話してきたんですねー。

予定通り9月で良かったんですねー。

周りを巻き込まないでー。

いつもいつも、一人暴走を発動するのやめてー。

 

さて、部署に戻り、同僚に報告しました。

私「明後日の会議には資料は出さないって。」

同僚「えっ・・・・・・。」

 

うわー。引いてるー。顔が引きつっているー。

持ってるコーヒーカップ落とさないでねー。

そうなるよねー。

 

こんな状況の部署ですが、協力していくことが大切だな、と思う日々です。

 

一人暴走

意味:自分は正しいと思い込み、計画や周囲の状況を完全に無視して突っ走ろうとする人。いきなり暴走が発動されるため、周囲の人々は驚くだけではなく、暴走に付き合わされることになり大変な目に遭ってしまう。暴走が終了すると、本人は何事もなかったかのように収束に向かう。しかし、巻き込まれた人は傷ついたり、また後片付けをしなければならない。一言で言えば変人である。

類語:台風、竜巻、混乱

使用例:一人暴走きたー!

 

良い人生が歩めますように。

 

 

一人暴走 前編

7月に入って、とてつもなく忙しい業務の日々でした(T_T)

通夜・葬儀で休日出勤、そしてイベントで休日出勤、早出残業の日々。

鬱の私にとっては、ハードモードで疲労困憊。

ブログを書きたくても書けないし、いつも読ませていただいている方のブログもなかなか見られないしスターも付けられない。

大切な陶芸教室も欠席して仕事に没頭しました。

落ち着け~と自分に言い聞かせながら過ごす日々。手が震えるんです。

気がつけば、ブログを書いたのは1ヵ月前が最後でした。

 

そんな激務の期間中、休日を1日間取れました。家族を見送って(布団の中から)、もう少し寝ようと思ったら、9時に部署の同僚から電話。

同僚「休日に申し訳ありません。部署長からの急ぎで連絡をしてくれということですので電話しました。」

私「いえいえ。どうしました?」

同僚「急ぎでしなければならなくなったようで、データの保存先を教えていただきたいのですが。」

私「保存先・・・。先日、部署長の指示で、あそこに入れましたよ。部署長の目の前でやったので知っているはずですが。」

同僚「あっ・・・そうなんですか。あっ・・・」

ゴソゴソ・・・ゴソゴソ・・・。

心の声(なんだ?どうしたんだ?)

同僚「部署長と電話替わります」

心の声(その場におるんかーい)

部署長「休日にすみませんね。ちょっと例の件を、今月の会議までにしないといけなくなったものですから。」

私「そうなんですか。(先日の打ち合わせと違うけど、指示が来たんだろうな)えっと、先日、あそこに保存しましたが。」

部署長「そうですか。どこですかね?」

私「あそこです。」

部署長「ああ、ここですね。わかりました。」

私「急ぎなら出勤しますが?」

部署長「いえ、大丈夫です。同僚さんとしますので。」

心の声(同僚さんは、無関係だから分からないと思うけどなあ。)

部署長「明日から3日間、他部署の手伝いですよね?」

私「はい。そうです。急ぎのようですから、午前中でも戻って作業しますが?」

部署長「いえ、大丈夫です。」

心の声(大丈夫な急ぎって、なに?)

大丈夫な緊急事態っていう意味の分からないことが起きましたが、とりあえず電話を切りました。

 

後編へ続く

 

 

 

 

 

 





 

西瓜(すいか)

先日の退院祝いで熊本県に一泊してきました。

時間通りに出発して、旅館に到着すると、

「おお!ひさしぶり!元気にしてた?」

「今日は私も来ちゃったよ!」

と、3人の予定が5人に増えてました。

「他にも2~3人は行きたいって言ってたけど、多くなったら面倒だから断ったんだよね」

とても嬉しいことで、ありがたい気持ちになりました。

 

1年ぶりにビールを飲みました。すぐに酔いがまわって、アルコールの影響ってすごいなあと感じました。アルコール依存症のブログを読ませていただき、とても実感しました。いつも拝読させていただき、ありがとうございます。

 

さて、宴会が19時から始まり、日付が変わって1時(25時)になってようやく終了。やっと眠れると思って布団に潜り込みましたが、やっぱりアルコールの影響もあってなのか、頭が覚醒してしまっているようで、寝ているのか、起きているのか分かりません。

そうこうしているうちに、「おはよう」という声が聞こえます。「しまった。もうそんな時間か」と思ってガバッと起きました。「あれ?外が暗い気がする」と思って時計を見ると、5時です。「え?! 早くない? みんな寝たの?」と思いながら起きました。寝不足とアルコールの影響でフラフラです。

それから、みんなで朝風呂に行って、朝食を食べて、旅館を9時頃に出発。

みんな元気すぎる・・・・・・(T_T)

 

「ありがとうございました」と御礼を言って帰ろうとしたら、一人の方が、「自宅においでよ」ということになって、訪問させていただきました。実は、お祝いに来て下さった方は、みんなお坊さんで、ご住職なんです。

お寺でお参りをして、お茶をいただいて、さて帰ろうとしたら、「家族で食べて!」と立派な西瓜(すいか)をいただきました。

 

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帰宅途中で立ち寄った道の駅で、たくさんの西瓜が販売されていました。おみやげにいただいた西瓜もありましたが、値段が4,000円! まじか!高級品をいただいてしまって恐縮です。

 

みなさんのお心遣いに感謝したお祝いでした。

みなさん、ありがとうございました<(_ _)>

 

良い人生が歩めますように。

退院祝い

昨年の緊急入院で4ヶ月間も休職したので、たくさんの関係者に心配と迷惑をかけました。復職して、たくさんの方々に声をかけていただきました。

「無理するな」

「がんばるな」

「いい加減に仕事をしとけ」

「心配したよ。戻ってくれてうれしい」

「元気そうな顔を見られてよかった」

涙を流して下さる方、抱きついてくる方、本当にたくさんの方に迎えてもらいました。

途中で投げ出すことになったわけですが、それを悪く言う人はいませんでした。

 

入院までに担当していた係の関係者の方々が「ゆっくり食事でも行こう」と誘って下さいました。「はーい」って返事していたら、数ヶ月後、なんと旅館で一泊しての飲み会を計画して下さっていました。私の妻に電話してきて、「連れて行ってもいいか?」と了解までもらっていたようです。しかも「お金はいらない。送迎もする」ということで、とても恐縮しています。

その飲み会が今日なんです。これから行ってきます。

 

こんなに喜んでもらえるって嬉しいことだなぁと思います。がんばってきた結果に得られた信頼だと思いますが、その結果、入院ってなんか複雑です。

そんなことは忘れて、お祝いしてくれるので楽しんできます。

令和元年6月定期診察

毎月の定期診察に行ってきました。1ヵ月ぶりのブログ更新です。この1ヵ月、忙しかったな(T_T)

主治医に、最近は忙しく、自分のクセである「がんばりすぎてしまう」が出始めたので、注意しないといけないと思いながらも、ついついクセが出てしまうことを話しました。主治医は、

 

「あなたが入院したことで、たくさんの面会をすることができ、あなたのことを知ることができた。あなたは勤勉で真面目であるが、それが落とし穴になっている。あなたには『あそび』が必要だよね。車の操作も『あそび』があるから運転できるように、また、電線もピーンと張らずに、『あそび』があるから、切れずに突風にも揺れながら耐えられるように、あなたにも『あそび』が必要だよね。不真面目な人には言わないけど、あなたの性格を十分に知っているから言ってるんです」

 

入院していた4ヵ月、毎週1回の面接で自分のクセを知ることができました。また、「人間は簡単には変われない」ということも知りました。

今は、「簡単には変えられない」ことを実感し、同時にブレーキをかけられるようになったことも実感しています。「またクセが出てる」と気づけるブレーキです。

 

色々と大変なことばかりですが、大変と思わないように生きていくことを大切にしたいです。

 

良い人生が歩めますように。