鬱ってステキです。

鬱病で入院したときに書き始めた日記です。鬱ってステキだと思える日記になればなぁと思ってます。

大寒の修行を終えました。

大寒の修行を無事に終えることができました。前回のブログでは修行期間を7日間と書きましたが、正しくは8日間です。

 

今回は、瀧行などを免除してもらい、正式なスケジュールを修めてはいません。そのことが気がかりで、「逃げている、恥ずかしい、情けない」という感情がありました。でも、修行初日に、「今の自分にできることを精一杯できている、そんな自分でいいじゃないか」と思い、気持ちが軽くなったような、うれしい気持ちになりました。

 

日を追う毎に、少しずつ疲労が蓄積していきます。体調不良が続いており、カゼを引いたような状態です。のども痛く、タンも詰まり、また鼻水が止まりません。お堂の床は冷たく、体温が奪われていきます。呼吸する度に冷たい空気が鼻やのどを刺激します。自律神経の乱れもあるのか、体温が急上昇して汗をかくときもあります。

 

身体の不調は心にも大きく影響します。うれしくなった気持ちは少しずつ小さくなり、苦しい、きついの気持ちが大きくなっていきます。

 

そんな気持ちで読経する中、「精一杯できないこともある。それでも良いじゃないか」。そんなことを思えるようになりました。絶対やり抜かねばならないという考え方しかできなかった私にとっては、固く結ばれたヒモが解けたように、ホッとしたような気持ちになりました。

 

今回は、色々と考えることが多かった大寒の修行だったように思います。

 

精一杯できる日もあれば、精一杯できない日もある。それでも良いじゃないか。自分を責めてはいけませんよ。

 

そんなことを仏様から諭していただいたような、今回の大寒の修行でした。

 

良い人生が歩めますように。