鬱ってステキです。

鬱病で入院したときに書き始めた日記です。鬱ってステキだと思える日記になればなぁと思ってます。

一人暴走 前編

7月に入って、とてつもなく忙しい業務の日々でした(T_T)

通夜・葬儀で休日出勤、そしてイベントで休日出勤、早出残業の日々。

鬱の私にとっては、ハードモードで疲労困憊。

ブログを書きたくても書けないし、いつも読ませていただいている方のブログもなかなか見られないしスターも付けられない。

大切な陶芸教室も欠席して仕事に没頭しました。

落ち着け~と自分に言い聞かせながら過ごす日々。手が震えるんです。

気がつけば、ブログを書いたのは1ヵ月前が最後でした。

 

そんな激務の期間中、休日を1日間取れました。家族を見送って(布団の中から)、もう少し寝ようと思ったら、9時に部署の同僚から電話。

同僚「休日に申し訳ありません。部署長からの急ぎで連絡をしてくれということですので電話しました。」

私「いえいえ。どうしました?」

同僚「急ぎでしなければならなくなったようで、データの保存先を教えていただきたいのですが。」

私「保存先・・・。先日、部署長の指示で、あそこに入れましたよ。部署長の目の前でやったので知っているはずですが。」

同僚「あっ・・・そうなんですか。あっ・・・」

ゴソゴソ・・・ゴソゴソ・・・。

心の声(なんだ?どうしたんだ?)

同僚「部署長と電話替わります」

心の声(その場におるんかーい)

部署長「休日にすみませんね。ちょっと例の件を、今月の会議までにしないといけなくなったものですから。」

私「そうなんですか。(先日の打ち合わせと違うけど、指示が来たんだろうな)えっと、先日、あそこに保存しましたが。」

部署長「そうですか。どこですかね?」

私「あそこです。」

部署長「ああ、ここですね。わかりました。」

私「急ぎなら出勤しますが?」

部署長「いえ、大丈夫です。同僚さんとしますので。」

心の声(同僚さんは、無関係だから分からないと思うけどなあ。)

部署長「明日から3日間、他部署の手伝いですよね?」

私「はい。そうです。急ぎのようですから、午前中でも戻って作業しますが?」

部署長「いえ、大丈夫です。」

心の声(大丈夫な急ぎって、なに?)

大丈夫な緊急事態っていう意味の分からないことが起きましたが、とりあえず電話を切りました。

 

後編へ続く

 

 

 

 

 

 





 

西瓜(すいか)

先日の退院祝いで熊本県に一泊してきました。

時間通りに出発して、旅館に到着すると、

「おお!ひさしぶり!元気にしてた?」

「今日は私も来ちゃったよ!」

と、3人の予定が5人に増えてました。

「他にも2~3人は行きたいって言ってたけど、多くなったら面倒だから断ったんだよね」

とても嬉しいことで、ありがたい気持ちになりました。

 

1年ぶりにビールを飲みました。すぐに酔いがまわって、アルコールの影響ってすごいなあと感じました。アルコール依存症のブログを読ませていただき、とても実感しました。いつも拝読させていただき、ありがとうございます。

 

さて、宴会が19時から始まり、日付が変わって1時(25時)になってようやく終了。やっと眠れると思って布団に潜り込みましたが、やっぱりアルコールの影響もあってなのか、頭が覚醒してしまっているようで、寝ているのか、起きているのか分かりません。

そうこうしているうちに、「おはよう」という声が聞こえます。「しまった。もうそんな時間か」と思ってガバッと起きました。「あれ?外が暗い気がする」と思って時計を見ると、5時です。「え?! 早くない? みんな寝たの?」と思いながら起きました。寝不足とアルコールの影響でフラフラです。

それから、みんなで朝風呂に行って、朝食を食べて、旅館を9時頃に出発。

みんな元気すぎる・・・・・・(T_T)

 

「ありがとうございました」と御礼を言って帰ろうとしたら、一人の方が、「自宅においでよ」ということになって、訪問させていただきました。実は、お祝いに来て下さった方は、みんなお坊さんで、ご住職なんです。

お寺でお参りをして、お茶をいただいて、さて帰ろうとしたら、「家族で食べて!」と立派な西瓜(すいか)をいただきました。

 

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帰宅途中で立ち寄った道の駅で、たくさんの西瓜が販売されていました。おみやげにいただいた西瓜もありましたが、値段が4,000円! まじか!高級品をいただいてしまって恐縮です。

 

みなさんのお心遣いに感謝したお祝いでした。

みなさん、ありがとうございました<(_ _)>

 

良い人生が歩めますように。

退院祝い

昨年の緊急入院で4ヶ月間も休職したので、たくさんの関係者に心配と迷惑をかけました。復職して、たくさんの方々に声をかけていただきました。

「無理するな」

「がんばるな」

「いい加減に仕事をしとけ」

「心配したよ。戻ってくれてうれしい」

「元気そうな顔を見られてよかった」

涙を流して下さる方、抱きついてくる方、本当にたくさんの方に迎えてもらいました。

途中で投げ出すことになったわけですが、それを悪く言う人はいませんでした。

 

入院までに担当していた係の関係者の方々が「ゆっくり食事でも行こう」と誘って下さいました。「はーい」って返事していたら、数ヶ月後、なんと旅館で一泊しての飲み会を計画して下さっていました。私の妻に電話してきて、「連れて行ってもいいか?」と了解までもらっていたようです。しかも「お金はいらない。送迎もする」ということで、とても恐縮しています。

その飲み会が今日なんです。これから行ってきます。

 

こんなに喜んでもらえるって嬉しいことだなぁと思います。がんばってきた結果に得られた信頼だと思いますが、その結果、入院ってなんか複雑です。

そんなことは忘れて、お祝いしてくれるので楽しんできます。

令和元年6月定期診察

毎月の定期診察に行ってきました。1ヵ月ぶりのブログ更新です。この1ヵ月、忙しかったな(T_T)

主治医に、最近は忙しく、自分のクセである「がんばりすぎてしまう」が出始めたので、注意しないといけないと思いながらも、ついついクセが出てしまうことを話しました。主治医は、

 

「あなたが入院したことで、たくさんの面会をすることができ、あなたのことを知ることができた。あなたは勤勉で真面目であるが、それが落とし穴になっている。あなたには『あそび』が必要だよね。車の操作も『あそび』があるから運転できるように、また、電線もピーンと張らずに、『あそび』があるから、切れずに突風にも揺れながら耐えられるように、あなたにも『あそび』が必要だよね。不真面目な人には言わないけど、あなたの性格を十分に知っているから言ってるんです」

 

入院していた4ヵ月、毎週1回の面接で自分のクセを知ることができました。また、「人間は簡単には変われない」ということも知りました。

今は、「簡単には変えられない」ことを実感し、同時にブレーキをかけられるようになったことも実感しています。「またクセが出てる」と気づけるブレーキです。

 

色々と大変なことばかりですが、大変と思わないように生きていくことを大切にしたいです。

 

良い人生が歩めますように。

お前もか! 後編

私「寂しくなりますね」

部下「急なことなので驚いています。この部署が居心地が良かったなあ」

私「異動先の業務を優先してください。業務はだいたい把握していますから。荷物整理もぼちぼちされてください。ちなみに、私物ってどのくらいありますか?」

部下「ええっと、この辺りですね」

私「なるほど」

部下「これもです。あ、この辺りもです」

私「・・・・・・。結構大量にありますね。はははー」

 

どんどん出てきます。業務で必要な書籍や資料は分かります。その他にカップラーメン、ペットボトルのジュース、お菓子・・・・・・。まあ、このぐらいなら、どこの会社でもあるでしょうから良いですよ。

 

※心の声

(おいおい、この雑誌って自分の趣味だろう)

(おいおい、ドローンって、これも趣味だろう)

(おいおい、Amazonの段ボール箱がなんで大量にあるんだ。捨てろよ)

(おいおい、大量の紙袋を保管していてどうするんだ。捨てろよ)

(ここは会社であって自宅じゃねーんだぞ)

(そういえば、重鎮の尻ぬぐいをやってるのは私だよ。一切手伝わないし)

(それに、あなたは一体何の仕事してるんだ?お菓子食べたり、ネット見たり、寝たり。遊んでばっかりじゃねーか!そりゃ、居心地が良いはずだよね)

 

一通り、私物を確認した後、

部下「実は、自宅に置くスペースがないので、全部この部屋に置いといて欲しいのですが」

私「・・・・・・。」

※心の声(お前もか!)

 

それから3ヵ月が経過した現在、まだ荷物が残されたままです。重鎮のゴミ片付けも継続中です。

重鎮といい、部下といい、なんなんだ!こいつらは!

 

全く片付けする様子がないので強制執行します。部下の全ての私物を倉庫に移動します。

 

がんばらない、あせらない、イライラしない、振り回されない、そんな気持ちを心がけています。はははー。

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

良い人生が歩めますように。

お前もか! 中編

重鎮「いやあ、これは大変だ。こんなにあったんだぁ」

私「そうですね。どうしましょうか?」

重鎮「うーん。どうしようかなぁ」

 

※心の声(どうしようかじゃねーよ!自分のだろ!全部捨てるぞ!)

 

私「大切な物ばかりでしょうから、ご自宅に持ち帰られたらいかがですか?」

重鎮「自宅にはスペースがないので、こちらに置いといてください」

 

※心の声(レンタル倉庫じゃねーんだよ!持ち帰れないなら捨てろよ!)

 

私「そうですか。少しずつ整理されていってはいかがでしょうか?例えば、この辺りの資料は捨てましょうか?」

重鎮「利用価値があるので使って下さい」

私「データがあるのでいらないです」

重鎮「紙であった方がすぐに確認できて便利ですよ」

私「データがあるのでいらないです」

重鎮「探し出すのが大変ですよ」

私「データがあるのでいらないです」

 

こんな感じのやり取りをしながら、一箱も片付くことができないまま、気づけば2ヵ月ほどが経過。これじゃダメだ! ということで、思い切って重鎮に提案をしました。

 

①全ての物(書籍からゴミまで)を寄贈(譲渡)していただく。

②私が業務に必要な物と不要な物を選別する。

③不要な物を確認していただき、思い出の写真などは持ち帰る。

④最後に残った物は処分する。

 

どんな反応をするかなあと思っていたら、

重鎮「寄贈するのはちょっと・・・。利用してもらって良いので、置いといて下さい」

私「それでしたら、来られる回数を増やしていただいて、片付けをお願いします」

 

それから1ヵ月後。

重鎮「ちょっと片付けは無理そうなので、全部寄贈します。お役に立てると思います」

 

※心の声(寄贈しますじゃねーよ!ゴミばっかりじゃねーか!)

 

私「そうですか。ありがとうございます。大切に利用させていただきます」

 

さすがに大量の私物(ほとんどゴミ)の片付けに、残り少ない人生をかけられないと判断したようで、提案通りになりました。とりあえず、一件落着!

毎日、コツコツと分別しながら片付けをしています。ゴミ山に囲まれながらも、少しずつ片付けられていくことがうれしく、気持ちが良いですね。

 

そんな中、重鎮の部下が人事異動で別の部署に行くことになりました。

後編へ続く。

お前もか! 前編

がんばらない、あせらない、イライラしない、振り回されない、そんな気持ちを心がけていますが、ついイライラしてしまうことがあります。

そんなイライラな出来事の1つをブログに書こうと思います。

イライラな出来事、それは「ある退職者の私物の片付け」です。

 

「ある退職者」は数十年もの間、奉職して下さった重鎮です。私の現在の部署の責任者でした。

偉い方なので、個室が与えられていました。その個室には業務に必要な書籍や資料がたくさんありました。でも、業務に関係のない物もありました。例えば、推理小説などの趣味の文庫本が1,000冊以上。その他にも、パンフレットや雑誌、旅行に行った記念写真や記念品、年賀状、電気ポットや湯呑み等々。私物が多すぎです。ここは自宅じゃないんですよ。会社ですよ。

 

その重鎮が退職する際、片付けが間に合わなかったようで、とりあえず、私の部署に運搬したそうです。1,000冊以上の書籍と文庫本の他に、ガラクタ類が詰め込まれた段ボール箱が約50箱もありました。

重鎮は、「片付けに来ますから♪(^o^)」と部下に言っていたそうです。毎月3~4回ぐらい顔を出すそうですが、実際は、コーヒー飲んで、世間話して、「この後、用事があるので、また来ます♪(^o^)」の繰り返しで全く片付けは進まず・・・。そんな調子で1年が経過。

 

そんな状況に私が部署異動してきました。その部署には重鎮の部下が1人います。部屋に入ると、山積みにされた段ボール箱と書籍が大量に置かれています。しかも、私の机の隣にあるんです。大量の埃がエアコンの風で舞い上がっています。鼻はかゆいし、呼吸するのが嫌になります。

 

部下「全然片付けしてくれないので困ってるんですよ!私物なんで持って帰るべきですよね!」

私「困りましたね。大変ですね。リハビリがてら片付けますよ」

部下「まだ他の部屋にもあるんです」

私「え!?まだあるんですか?」

部下「こちらに・・・」

私「・・・・・・。」

部下「あそこの部屋にも・・・」

私「・・・・・・。」

 

とりあえず、部屋に運びました。また増えていく段ボール。埃も追加です。

これで全部かなって思っていると、重鎮の後任である上司がやってきました。

 

上司「実は、私の部屋にもあるんですよ」

私「え!?」

上司「重鎮には部屋から出て行ってもらったんですが、まだ残っている荷物があるんです。どうしましょう?」

私「・・・・・・。とりあえず、一箇所にまとめましょう。私の部屋に運びましょう」

 

さらに増えていく段ボール。山積みしていたら崩れてきたので、床に広げたら更に狭くなった私の部署。上司や重鎮の部下が片付けを手伝ったらいいのになぁ、と思ったのですが、「私物のため、本人確認が必要なので、手を付けられなかった」とのことで、放置するしかなかったそうです。

 

しばらく、ゴミ山と一緒に暮らすことになりました。そんな状況に重鎮が登場。

中編へ続く。